株の手数料について関心を持つことは非常に重要です。いくら保有株が値上がりしたとしても、手数料が高ければせっかくの利益が相殺されてしまうからです。
まず株の手数料について詳しくみてみましょう。通常「手数料」と呼ばれているものは売買委託手数料と呼ばれています。これにはさまざまな違いがあります。同じ銘柄を同じ株価で売買しても、証券会社の違い、さらには同じ証券会社でも料金コースによって変わってきます。それぞれの投資スタイルに応じて選ぶことがなによりも大切なのです。
そう頻繁な売買を行なわない、ある程度の期間保有する投資スタイルで臨むならば、通常の「片道いくら」という手数料で単純比較することができます。
ただし、売買する株価を指定せずに注文する「成行」かあるいは指値注文かという注文方法によっても手数料は異なってきますので注意が必要です。証券会社によって異なりますが、成行注文よりは指値注文の方が手数料が高いのが一般的です。逆指値など、より細かく指定できる注文方法の場合は、さらに高めに設定されている場合が多いようです。
このあたりは証券会社によって大きく変わってきますので、口座を開く予定のある証券会社の手数料体系については事前によく調べておくことが肝心です。
短期で頻繁な売買を行なうタイプは定額制をおすすめします。「取引が一ヶ月30回まではいくら」「1日300万円まではいくら」といったようなシステムが代表的なものです。つまり、その期間内でなら何度売買しても料金は一定なので、注文回数が多ければ多いほど一回あたりの手数料は安くなる、という理論になります。
また、オンライン証券会社の場合は売買委託手数料以外の費用はかからないのが普通ですが、対面営業を中心に扱っている証券会社などでは、年3,000円前後の「口座管理料」を必要とするところもあります。売買委託手数料以外に費用がかかるかどうか事前に調べておくことも重要です。
このほか、株式投資資金の移動に必要な振込手数料にも目を向ける必要があります。オンラインで資金移動をする場合、証券会社への送金は投資家が負担することが一般的です。ただ、特定の提携金融機関からの資金移動なら一律無料、というケースも多いので、そうしたお得なサービスは是非とも最大限に活用したいものです。