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三大疾病って?

三大疾病ってどんな病気?

 がん・心疾患・脳血管疾患の3つの病気をひとまとめにして、三大疾病(三大生活習慣病)といいます。なぜ、この3つの病気を三大疾病というのでしょうか? それは、日本人の死亡原因の第1位はがんで31.1%、第2位は心疾患で15.5%、第3位は脳血管疾患で12.5%と、1位から3位を占めている病気だからです(※1)。実に、亡くなった人の10人に6人は、三大疾病が原因で亡くなっていることになります。

  このように、三大疾病は死亡に至る可能性が高いという特徴があります。また、入院日数が長引きがちで、それに伴って医療費の自己負担額も高くなりがちという特徴も上げられます。

  三大疾病による入院の平均日数は、がんは28.9日、心疾患は29.3日、脳血管疾患は102.1日です(※2)。では、医療費の自己負担額はどれくらいでしょうか? 入院1日あたりの医療費の自己負担額の平均は1万4700円(※3)というデータをもとに単純計算してみると、がんは約42万5000円、心疾患は約43万円、脳血管疾患は約150万円になります。

  もし、三大疾病の治療のために、公的医療保険のきかない高度先進医療を受けたり、そもそも公的医療保険の適用外の治療や投薬を受けた場合は、全額が自己負担になり、医療費負担はもっと高額になります。また、治療の甲斐あって退院しても、健康状態がもとの生活に戻れるまで回復するには時間がかかると思われます。ですから、三大疾病にかかったときの医療費負担は家計にとって大きなダメージとなります。また、三大疾病にかかった人が一家の生計の担い手の場合は、治療&療養中の収入減も家計に影響を与えます。

  このような、三大疾病による医療費負担と収入減に備えるための保険が「三大疾病保障保険(保険会社により特定疾病保障保険、重大疾病保障保険などと名称が異なる)」です。

三大疾病保障保険って?

 三大疾病保障保険は、がん・急性心筋梗塞(心疾患全般ではない)・脳卒中(クモ膜下出血・脳内出血・脳血栓・脳塞栓など)になり、所定の状態になったときに、契約した死亡保険金と同額の三大疾病保険金が支払われます。また、原因に関わらず、高度障害状態になったときには高度障害保険金が、死亡時には死亡保険金が支払われます。3種類の保険金のうち、いずれかが支払われた時点で契約は消滅します。

  三大疾病保険金が支払われる所定の状態とは、それぞれ、次のように異なります。
(1)医師によりがんと診断確定されたとき。ただし、上皮内がん、皮膚がんは対象外(皮膚の悪性黒色腫は対象)。
(2)急性心筋梗塞は、医師の診断を受けた初診日から60日以上労働が制限される状態が継続したと医師により診断されたときです。
(3)脳卒中は、医師の診断を受けた初診日から60日以上、言語障害や運動失調、まひなどの神経学的後遺症が継続したと医師により診断されたときです。

三大疾病保障保険のタイプ

 三大疾病保障保険には、定期型と終身型があります。定期型とは、あらかじめ保障期間が決まっているタイプです。このタイプには、10年や15年などの短い満期で加入して満期になるたびに更新していく「更新型」と、最初に70歳や80歳などの長い満期で加入する「全期型」があります。終身型とは、加入時から一生涯の保障があるタイプのことです。全期型と終身型は、加入してから保険料を払い終えるまで保険料は変わりません。しかし、更新型は、更新時にはそのときの年齢と保険料率で保険料が再計算されるため、更新のたびに保険料がアップしていきます。

どれを選べば良いの?

 三大疾病保障保険は、定期保険に比べて保険料は割高であること、給付条件はがんはともかく急性心筋梗塞と脳卒中は厳しいことから、保険金は300万〜500万円程度で契約するといいでしょう。また、三大疾病は高齢になるほど罹患率が高まるので、利用するなら終身型が望ましいといえます。

※1=更生労働省「人口動態統計」(平成16年)
※2=更生労働省「患者調査:退院患者の平均在院日数」(平成14年)
※3=生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(2004年度)

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